私がテレビ雑誌で港区に有名なカリスマ歯医者がいると知ったのは、某テレビ番組を通じてだった。
加齢も性もあるが歯には以前にもまして興味がある。
歯並びも悪くなったし、歯茎も緩んできた。
自分の歯で一生いたいと思うので是非カリスマ歯医者に見てもらいたく、港区中の歯医者を探して歩いたが見つけることは出来ず、途方に暮れているとある老紳士が声をかけてくれた。
自分の息子がやっている歯医者だと、これは神様のめぐりあわせだ私はこの歯医者に見てもらうべくして今ここにいるのだと喜んだ。
ところがその老紳士話によると今息子はアメリカ留学中だとか。
ここまで来て診療してもらえないとは残念で仕方なかったがこのような情報が得られたのは、ここまで探しあぐねた自分がいたからだとほめたたえてあげたくなる。
歩いた、人に尋ねた。
交通機関にもたくさん乗った。
道にも迷った。
知らない土地なのでずいぶん足が棒となった。
でも道を尋ねた方々はとても親切だった。
ここまで親身になってくれるのだと思うくらい。
やさしく一緒になって探してくれた。
こんな遠くまで来たかいがあった。
人の温かい手に触れられて自分自身大きく成長することが出来た。
今度自分が人に反していきたいと思える一日だった。